
作品名「standard house in tokyo」
所在地 杉並区中野
主要用途 建売住宅(木造3階建て+車庫付き)
竣工年 2013年9月
規模
敷地面積 46.0㎡(B棟)
建築面積 27.54㎡
延床面積 83.48㎡
構造 木造住宅(在来工法)
主要外装仕上げ ニチハサイディング
主要内装仕上げ ビニールクロス(ホワイト)
設計趣旨
ショートケーキのように切り売りする住宅。
日本の住宅産業で建売住宅の果たす役割は大きい。
なぜなら年間の新築住宅着工数は建売住宅は20万戸以上を占めている。
一方で当たり障りのない設計をすることが強く求められる。
いかに建ぺい率と容積率を確保し、必要な用途を敷き詰めることができるかが勝負である。
BIMを用いて全ての仕様を標準化し、出来る限り設計施工を合理化することを考えた。
建築家から見れば何の特徴も無い建築だが購入するお客さんにとっては一生に一度の買い物である。そして需要があるからこそこれだけ建売住宅が開発されている。
安く、合理的で、生活を第一に考えた建築であるが
住まうために必要なものが詰まっている。
masahiro katsuki / 香月真大